緑に覆われた三熊山「洲本城」
かつて戦国時代の武将が築いた山城。
五百年の時を過ぎた城の「石垣」は、歴史の重みと風格が感じられる独特の景観を見せてくれる。
【洲本城の概略】
国の史跡に指定されている洲本城は、16世紀前半(戦国時代)に安宅氏によって山の上に築かれ、天下を狙う三好四兄弟の洲本会談や豊臣秀吉の淡路攻めなどの舞台でも知られている。
安宅氏が滅んだ後は、秀吉配下の武将脇坂安治によって、山の上に総石垣の城と山のふもとの館部分と結び、東西約800メートル、南北に約600メートルにもおよぶ規模の城が築かれた。
この時、天守が造営されるとともに、石垣の大改修の際、朝鮮攻めの倭城での経験から登り石垣が築かれた。防御力を高めた「登り石垣」という全国でも数例しかない珍しい遺構が良好な状態で保存されていることが評価され、2017年(平成29年)続日本100名城に選定されている。
Albums: 淡路島の史跡名刹を巡る
Favorite (9)
9 people have put in a favorite
Comments (5)
-
歴史を刻んだ石垣は
どこか憂いを帯び、その姿に惹かれますねー
^^06-15-2024 13:00 カノン (9)
-
てんちゃんさま
花花みんみさま
くんちゃんさま
いつも見ていただき、お気に入り☆ありがとうございます。06-15-2024 13:47 islandscape (4)
-
カノンさん
ご覧いただき、お気に入り☆コメントもありがとうございます。
洲本市民の憩いの森となっている三熊山の城跡は、大樹が多く深い緑陰と陽の当たる荒々しい石垣によって、風格のある姿を見せてくれますね!06-15-2024 14:16 islandscape (4)
-
うさこさま
肥後の風太郎さま
いつもご覧いただき、お気に入り☆ありがとうございます。06-15-2024 21:57 islandscape (4)
-
hamazouさま
ご訪問いただき、お気に入り☆ありがとうございました。07-07-2024 06:42 islandscape (4)
To make comments on artworks, click Login. User registration here.